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09月16日-04号

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  1. 杵築市議会 2022-09-16
    09月16日-04号


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    令和 4年 9月定例会(第3回)令和4年 第3回(定例)杵築市議会会議録(第4号)令和4年 9月16日(金曜日)〇議事日程(第4号)令和4年 9月16日午前10時開議  日程第1  各委員長審査報告         (質疑・討論・採決)  日程第2  追加議案         (上程)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―本日の会議に付した事件  日程第1  各委員長審査報告         (質疑・討論・採決)  日程第2  追加議案        議案第85号及び議案第86号、諮問第1号から諮問第5号         (一括上程・提案理由説明常任委員会審査付託省略・質疑・討論・採決)追加日程第1  議員提出議案第4号から議員提出議案第6号について         (一括上程・提案理由説明常任委員会審査付託省略・質疑・討論・採決)追加日程第2  閉会中各委員会の継続審査に関する件追加日程第3  議員派遣の件―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇出 席 議 員(16名) 1番 田 原 祐 二 君      2番 多 田   忍 君 4番 工 藤 壮一郎 君      5番 坂 本 哲 知 君 6番 真 鍋 公 博 君      7番 阿 部 素 也 君 8番 泥 谷   修 君      9番 堀   典 義 君10番 田 中 正 治 君     11番 二 宮 健太郎 君12番 小 野 義 美 君     13番 加 来   喬 君14番 渡 辺 雄 爾 君     15番 小 春   稔 君17番 真 砂 矩 男 君     18番 藤 本 治 郎 君―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇欠 席 議 員(1名)16番 富 来 征 一 君                  ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇欠 員(1名)―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇事務局出席職員職氏名局長  河 野   泰 君      次長  松 下 康 幸 君書記  等 岳 兼 生 君                   ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―〇説明のため出席した者の職氏名市長………………永 松   悟 君   副市長……………興 田 信 一 君教育長……………清 末 陽 一 君   総務課長…………佐 藤   剛 君企画財政課長……内 野   剛 君                    協働のまちづくり課長………………………………………………阿 部 正 純 君危機管理課長……大 塚 茂 治 君   市民生活課長……岩 尾 豊 彦 君税務課長…………堀   和 朗 君   農林水産課長……矢 守 丈 俊 君商工観光課長……黒 田 幸一郎 君   建設課長…………安 只 邦 盛 君上下水道課長……矢 野   浩 君                    財産管理活用課長……………………………………………………宮 部 雅 司 君大田振興課長……岡 部 元 暢 君   山香振興課長……加 藤 雄 一 君教育総務課長……梶 原 美 樹 君   学校教育課長……真 砂 一 也 君山香病院事務長…宇都宮 健 士 君   社会教育課長……工 藤 正 行 君文化・スポーツ振興課長……………………………………………後 藤 方 彦 君医療介護連携課長……………………………………………………小 俣 玲 子 君福祉事務所長……秋 吉 知 子 君                    人権啓発・部落差別解消推進課長…………………………………高 橋 勝 久 君選挙管理委員会事務局長監査委員事務局長……………………袋 井 義 範 君健康長寿あんしん課長………………………………………………河 野 由紀子 君農業委員会事務局長…………………………………………………佐 藤 敬 一 君会計課長…………江 藤 昌 士 君                    ―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―・―────────────午前10時開議──────────── ○議長(藤本治郎君) 皆さん、おはようございます。これより本日の会議を開きます。 直ちに日程に入ります。──────────── △日程第1各委員長審査報告 ──────────── ○議長(藤本治郎君) 日程第1、議案第63号から議案第84号を一括議題とします。 特別委員会及び常任委員会審査報告を求めます。 それでは、まず決算特別委員会審査報告を求めます。田原祐二委員長。(決算特別委員長 田原祐二君登壇) ◎決算特別委員長田原祐二君) 皆さん、おはようございます。決算特別委員長田原祐二でございます。 それでは、決算特別委員会審査報告を行います。 本委員会は、9月6日、7日、8日の3日間に分け、いずれも午前10時から市長以下関係職員の出席を求め、委員会を開催いたしました。 審査に先立ち、正副委員長の互選を行い、委員長に私、副委員長に真鍋公博委員をそれぞれ選出し、付託された各議案について慎重に審査いたしましたので、その経過及び結果について御報告申し上げます。すみません。ちょっとマスクを外していいですか。ちょっと息苦しくなりました。すみません。 本委員会に付託されました案件は、議案第63号から議案第72号までの令和3年度の各会計決算認定についての10議案です。 常任委員会所管、決算ごとに開催日を定め、6日は総務常任委員会、7日は厚生文教常任委員会、8日は産業建設常任委員会の所管に係る決算の審査、採決をいたしました。 まず、6日の御報告をいたします。 初めに、議案第63号令和3年度杵築市一般会計歳入歳出決算における総務常任委員会所管に係る決算についてです。 委員から、防火水槽整備が1基減の2基になった要因について質疑があり、担当課長から、緊急財政対策に関連し、消防団とも協議を行い2基としたとの答弁がありました。 また委員から、マスタープラン策定業務委託は、令和3年度から5年度までの3年間かとの質疑があり、担当課長から、令和4年度までの2年間であるとの答弁がありました。重要なプランであり早期に策定してほしいとの要望がありました。 また委員から、コミュニティバス運行事業が前年度比約600万円減となっているが、運行ルートが短くなったことが要因かとの質疑があり、担当課長から、入札による事業費の減であり、運行ルートに変更はないとの答弁がありました。 その他、物品集中管理費における消耗品費の増、過疎バス運行事業交付税措置交通安全施設整備事業における申請期間、高齢者交通安全対策費における報償品の使用範囲、先導的官民連携支援事業の成果物、空き家対策事業の進捗状況について質疑があり、各担当課長から答弁がありました。 討論では、特定団体の新聞、雑誌を公費で購入したことは認められないとの意見がありました。 次に、議案第64号令和3年度杵築市ケーブルテレビ事業特別会計歳入歳出決算認定についてです。 委員から、還付金が約1億1,000万円の大幅増になった要因について質疑があり、担当課長から10億円以上の工事費に対し支払った消費税、約1億4,000万円から使用料に係る消費税収入約2,800万円を差し引いた額が還付されたためとの答弁がありました。 そのほか、指定管理等委託料の算定、サブヘッドエンドの役割・今後の設置計画、ケーブルネットワークセンターの職場環境、FTTH化の対象地域について質疑があり、担当課長から答弁がありました。 そのほか質疑・意見等はなく、審議の結果、原案を認定すべきものと決しました。 続きまして、7日の御報告をいたします。 初めに、議案第63号令和3年度杵築市一般会計歳入歳出決算における厚生文教常任委員会所管に係る決算認定についてです。 委員から、青少年の自立就労チャレンジについて、これまでどのくらいの方が就労したのかとの質疑があり、担当課長から、4人で、それぞれが市内の事業所に就労したとの答弁がありました。 また、委員から、情報活用力実践事業の財源はどうなっているのかとの質疑があり、担当課長から、ふるさと応援基金であるとの答弁がありました。 また、委員から、自殺予防対策強化事業障害者福祉費の中にあるが、障がい者以外の方も対象なのかとの質疑があり、担当課長から、対象であるとの答弁がありました。 そのほか、保育士の待遇改善の具体的な実績、給食センター配送車台数増加の必要性、昨今の物価高騰等の影響で5年間契約しているごみ収集委託業者の負担、ひとり親家庭医療費助成事業子ども医療費助成事業の違い、情報活用実践力向上事業の財源について、こども園のバス運行の安全性、健康福祉センター温泉施設運営の収支状況や施設老朽化部活動指導員配置促進事業等対象種目内容、杵築市民ワクチン接種率、文化財の発掘件数、多世代交流・支え合い活動推進事業の財源のうち、寄附になっているものの詳細についての質疑があり、担当課長から答弁がありました。 また、討論について意見等はありませんでした。 次に、議案第65号令和3年度杵築市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてです。 委員から、出産育児一時金の支出減少の要因について質疑があり、担当課長から、国民健康保険保険者世帯の出生数が減であるため。ゆゆしき事態であり対策を検討しているとの答弁がありました。 また、委員から、国保税の現年分と滞納繰越分の徴収率はとの質疑があり、担当課長から、現年は3年度が95.84%、2年度が95.13%、元年度は93.61%、滞納分は、3年度が18.3%、2年度が18.89%、元年度が17.19%であるとの答弁がありました。 そのほか質疑・意見等はなく、審査の結果、原案を認定すべきものと決しました。 次に、議案第66号令和3年度杵築市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてです。 議案に対し、質疑・意見等はなく、審議の結果、原案を認定すべきものと決しました。 次に、議案第67号令和3年度杵築市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてです。 委員から、介護認定者数は減少しているが、介護保険料は上がっていると聞いている。どういう仕組みなのかとの質疑があり、担当課長から、介護保険料は3年に一度見直しを行っており、現在は令和3、4、5年の第8期であるため、来年度に9期に向けて算定を行う予定であるとの答弁がありました。 そのほか地域ケア会議の結果内容について質疑があり、担当課長から答弁がありました。 討論では、委員から、生きがい活動支援通所事業自己負担額が令和3年度から増額されているということについて認められないとの意見がありました。採決を行い、賛成多数で原案を認定すべきものと決しました。 次に、議案第72号令和3年度杵築市立山香病院事業会計決算認定についてです。 委員から、ヘルパーステーション損失特別損失の原因について質疑があり、病院事務長から答弁がありました。 そのほか質疑・意見等はなく、審査の結果、原案を認定すべきものと決しました。 続きまして、8日の御報告をいたします。 初めに、議案第63号令和3年度杵築市一般会計歳入歳出決算について産業建設常任委員会所管に係る決算についてです。 委員から、風の郷の管理費について質疑があり、担当課長から管理費の詳細について答弁がありました。 また、委員から、杵築ブランド強化推進事業の内容について質疑があり、担当課長から、一次産品の販路拡大のため株式会社きっとすきと委託契約し、きっとすきから加工代や仕入れ代を手数料という形で業者や農家に支払っているとの答弁がありました。 そのほか、委員から、農家の収益を上げるための各種事業について、杵築ブランド強化推進事業の波及効果、大規模リース団地整備事業利子負担金、市道の維持管理補修等橋梁等長寿命化修繕事業栽培漁業促進事業森林整備施業委託、地籍調査の進捗状況、アサリの間引き出荷試験について質疑があり、各担当課長から答弁がありました。 討論では、衆楽観の休業に関する補償金額の委託料は認めることはできないとの意見がありました。 6日の総務常任委員会所管決算特別委員会においても反対意見がございましたので、採決を行い、賛成多数で原案を認定すべきものと決しました。 次に、議案第68号令和3年度杵築市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてです。 議案に対し、質疑・意見等はなく、審査の結果、原案を認定すべきものと決しました。 次に、議案第69号令和3年度杵築市水道事業会計決算認定についてです。 委員から、特別損失の除却、有収率の減少、未収金の回収、原水及び浄水費の委託料についての質疑があり、担当課長から答弁がありました。 議案に対し、意見等はなく、審議の結果、原案を認定すべきものと決しました。 次に、議案第70号令和3年度杵築市工業用水道事業会計決算認定についてです。 議案に対し、質疑・意見等はなく、審査の結果、原案を認定すべきものと決しました。 次に、議案第71号令和3年度杵築市下水道事業会計決算認定についてです。 委員から、未収金の内訳、施工業者について質疑があり、担当課長から答弁がありました。 議案に対し、意見等はなく、審議の結果、原案を認定すべきものと決しました。 以上で、決算特別委員会審査報告を終わります。 ○議長(藤本治郎君) 次に、総務常任委員会審査報告を求めます。真鍋公博委員長。(総務常任委員長 真鍋公博君登壇) ◎総務常任委員長(真鍋公博君) おはようございます。総務常任委員会審査報告を行います。 本委員会は、去る13日の午前9時55分から、市長をはじめ関係職員出席の下、付託されました予算議案2件、条例議案2件について慎重審議し、審査を終えましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 最初に、予算議案2件について報告いたします。 議案第73号令和4年度杵築市一般会計補正予算(第6号)ですが、本委員会に付託されました案件は、歳入全款、地方債。歳出では、1款1項議会費、2款1項総務管理費、2款2項徴税費、2款4項選挙費、2款5項統計調査費、3款1項社会福祉費のうち隣保館運営費、8款1項消防費です。 委員から、一般寄附金寄附金内容について質疑があり、担当課長から説明がありました。 また、委員から、子ども・子育て支援交付金、児童虐待・DV対策等総合支援事業費国庫補助金の対象となる事業について質疑があり、担当課長から、事業内容、支援内容について説明がありました。 その他議案に対して特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第74号令和4年度杵築市ケーブルテレビ事業特別会計補正予算(第1号)です。 議案に対して特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 続いて、条例議案2件について報告いたします。 まず、議案第81号杵築市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてです。 委員から、全国的にこの改正は行っているのかとの質疑があり、担当課長から、地方公務員法の改正に伴う条例改正であるため、全自治体で行う改正であるとの答弁がありました。 また委員から、取得回数制限の緩和について質疑があり、担当課長から答弁がありました。その他特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 最後に、議案第82号杵築市税条例等の一部改正についてです。 委員から、条例の施行日について質疑があり、担当課長から答弁がありました。また委員から、杵築市内の住宅着工件数について質疑があり、担当課長から、令和元年から令和3年まで、年ごとの住宅着工件数の説明がありました。 その他特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 以上で、総務常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(藤本治郎君) 次に、厚生文教常任委員会審査報告を求めます。二宮健太郎委員長。(厚生文教常任委員長 二宮健太郎君登壇) ◎厚生文教常任委員長二宮健太郎君) それでは、厚生文教常任委員会審査報告を行います。 本委員会は、去る12日の午前9時56分から市長をはじめ関係職員出席の下、付託されました予算議案4件について慎重に審議し、審査を終えましたので、その経過と結果を御報告申し上げます。 議案第73号令和4年度杵築市一般会計補正予算(第6号)でありますが、本委員会に付託されました案件は、2款1項総務管理費、3項戸籍住民登録費、3款1項社会福祉費、2項児童福祉費、3項生活保護費、4款1項保健衛生費、2項清掃費、9款1項教育総務費、2項小学校費、3項中学校費、5項社会教育費であります。 委員から、介護支援専門員給付金について、追加予算で7名分計上しているが、杵築市全体で何人に給付しているのかと質疑があり、担当課長から、まだ全員から給付申請があったわけではないが、杵築市包括支援センターの職員も合わせて37名が介護保険支援専門員として在籍しているとの答弁がありました。 また、委員から、子ども医療費の高校生等への助成拡大事業について、開始は令和5年4月からであるが、令和4年度補正予算の事務費は準備費という理解でよいのかという質疑があり、担当課長から、事業開始に向けたシステム改修に係る事務費であるとの答弁がありました。 また、委員から、この事業の検討期間は、また、財源はどうなっているのかと質疑があり、担当課長から、令和3年度当初から約1年半である。財源はふるさと納税を予定していると答弁がありました。 その他、議案に対して特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 議案第75号令和4年度杵築市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)及び議案第76号令和4年度杵築市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)並びに議案第77号令和4年度杵築市介護保険特別会計補正予算(第1号)の3議案を一括審議いたしました。 議案に対して特に質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 以上で、厚生文教常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(藤本治郎君) 次に、産業建設常任委員会審査報告を求めます。田中正治委員長。(産業建設常任委員長 田中正治君登壇) ◎産業建設常任委員長(田中正治君) 皆さん、改めましておはようございます。 それでは、産業建設常任委員会審査報告を行います。 本委員会は、去る9日午前8時50分から付託案件に関する現地調査を行い、午前9時58分より市長をはじめ関係職員出席の下、予算議案4件、条例議案1件、一般議案1件について慎重審議し、審査を終えましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。 最初に、予算議案4件について御報告いたします。 まず、議案第73号令和4年度杵築市一般会計補正予算(第6号)でありますが、本委員会に付託されました案件は、5款1項農業費、2項林業費、6款1項商工費、7款1項土木管理費、2項道路橋梁費、3項河川費、6項都市計画費であります。 委員から、施設園芸燃油価格高騰緊急対策補助金について質疑があり、担当課長から、農家の個人負担が従来の2分の1から6分の1となり、ヒートポンプの導入がしやすくなり、重油加温機ヒートポンプの併用でランニングコストを下げることができるので、ぜひ進めていきたいとの答弁がありました。 また委員から、農林水産祭りということで、農林祭りと水産祭りの2つの祭りを一緒に開催するのに、市の負担金が100万円では不十分ではないかとの質疑に対し、担当課長から、市の負担金は単体で行っていた合計金額には達していないが、2つの祭りを一緒にすることでのスケールメリットもあり、繰越金37万7,000円を加えた137万7,000円と、各団体にお願いしている負担金で行いたいとの答弁がありました。 そのほか、しいたけ生産施設高度化対策事業農村地域防災減災事業調査委託料久木野尾ダム維持補修工事等の質疑があり、担当課長から答弁がありました。 そのほか、議案に対して意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第78号令和4年度杵築市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、議案第79号令和4年度杵築市水道事業会計補正予算(第2号)、議案第80号令和4年度杵築市下水道事業会計補正予算(第1号)の3議案を一括議題として審議いたしました。 議案に対し質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 続いて、条例議案1件について御報告いたします。 議案第83号杵築市水道事業給水条例の一部改正についてでありますが、議案に対し質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 次に、議案第84号市道の路線認定についてを審議いたしました。 議案に対し質疑、意見等はなく、審議の結果、原案を可決すべきものと決しました。 以上で、産業建設常任委員会審査報告を終わります。 ○議長(藤本治郎君) これより質疑に入ります。ただいまの各委員長の審査報告に対する御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。議案第63号、議案第67号及び議案第79号並びに議案第83号に対する討論の通告がございますので、これを許可します。13番、加来喬議員。(13番 加来喬君登壇) ◎13番(加来喬君) 日本共産党の加来喬です。 議案第63号令和3年度杵築市一般会計歳入歳出決算認定について、議案第67号令和3年度杵築市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第79号令和4年度杵築市水道事業会計補正予算(第2号)並びに議案第83号杵築市水道事業給水条例の一部改正について、反対討論を行います。 まず、一般会計歳入歳出決算認定ですが、2年連続経常収支比率が100%を超えた平成30年度及び令和元年度の決算を乗り越え、令和2年度は94.4%に、令和3年度は85.6%と健全財政を示す指標の一つである経常収支比率は大幅に改善をしています。 コロナ対策予算地方交付税の増額により、大分県内の各市町村の経常収支比率は軒並み改善していることを見ると、急激に改善した経常収支比率を手放しに喜ぶわけにはいきません。 しかしながら、杵築市の借金である地方債を12億円減らしながら、財調を含む財政調整用基金は10億円も増やすことができており、財政再建の取組は着実に成果を上げていると評価できます。これも財政健全化のために御協力いただいた市民の皆さんや市職員の皆さんのおかげです。一刻も早く財政危機脱出を宣言し、住民サービス削減から充実への転換や職員給与削減を元に戻すなど、希望の持てる杵築市への転換を切望いたします。 さて、令和3年度杵築市一般会計歳入歳出決算ですが、部落解放新聞、雑誌を含む同和関連事業費の支出及び衆楽観の休業補償調査委託料の2点については認めることができません。 地域改善対策特別特定事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律は、平成14年度に終了しましたが、平成28年12月16日に部落差別の解消に関する法律が施行され、同和事業が延命されました。 この法律に部落差別の定義、規定はなく、法案審議で部落問題の特別扱いを復活させる立法事実がないことが明らかになっています。 特定団体である部落解放同盟の発行物を公費で購入し、同和事業を続けることは当該団体を特別扱いし、部落差別の延命に行政が加担していると言わざるを得ません。 またコロナ感染による衆楽観の休業補償については、補償金135万8,000円に対し補償額の調査費用として107万8,000円が支出されています。 補償額の妥当性を調べるために委託したものと思われますが、休業要請は市の都合で要請したもので、業者との話し合いで補償額を決めるべきものであると考えます。 補償額に対し補償額の調査費用は高過ぎ、その委託料の幾らかでも補償額に上乗せすることもできたと考えます。 以上の理由から令和3年度杵築市一般会計歳入歳出決算認定に反対するものです。 次に、令和3年度杵築市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてですが、令和3年度に生きがい活動支援事業所の利用者負担を1,000円から1,500円に変更し、自立生活の支援、心身機能の維持向上を図る通所サービスの利用料を引き上げる住民負担が行われました。 利用者の負担総額は、介護保険会計の総額、支出総額37億8,242万円に対し263万4,000円と少額であり、かつ介護保険会計が1億2,506万円の黒字であることを見ても、利用者への負担を求めるべきものではないと考えます。利用者負担増は適正ではなく福祉切り捨てと言わざるを得ないため、介護保険特別会計歳入歳出決算認定に反対をするものです。 次に、令和4年度杵築市水道事業会計補正予算(第2号)ですが、今回の補正は水道事業の業務委託の範囲拡大に伴い杵築市浄水場の運転管理委託業務の債務負担行為を行うものです。 拡大する委託業務は、水道メーター検針業務、杵築市地域簡易水道循回点検業務、給水栓の開閉及び給水停止業務、窓口対応業務の4項目であり、現在の浄水場運転管理業務に追加し委託をするものです。この委託によって費用負担は82万3,000円増加します。 水道料金値上げの中でコスト削減に取り組まなければならない中で、この委託はコスト削減と逆行するものです。加えて、今回の浄水場の運転管理委託は、専門性を問われるという理由でプロポーザル方式によって業者を決めます。しかし、追加される業務は、水を浄化するという専門性とは関係ないものであり、分離して地元業者に委託することも可能なはずで、別発注すればコスト削減にもつながるはずです。 専門性の必要な業務に専門性を必要としない業務を加え、業者決定の判断が価格ではなく専門性を含めた総合判断になればコストが増える可能性は高くなります。安易な委託は行うべきではないこと、また地元業者に仕事が回らずコストが増える可能性のある今回の浄水場の運転管理業務委託の債務負担行為は認められないため反対をするものです。 最後に、杵築市水道事業給水条例の一部改正についてです。 今回の条例改正によって杵築市の水道料金は平均13%値上げされます。家事用10立方メートル当たりの水道料金は県下最高に、家事用20立方メートル当たりの水道料金も県下で2番目に高い水道料金になります。 水道会計の健全運営を目的に行われる今回の条例改正ですが、塩漬けになっている約1億円の新浄水場の土地問題や、不要不急の水源探査やボーリング費用、さらに、直営よりも委託に出したほうが高くなった浄水場の運転管理委託費を放置したまま水道会計が赤字になるという理由で利用者に負担を求めるのは筋が違います。 資産売却での資金確保や委託料などの徹底したコスト削減など水道料金値上げをしないための取組を行って、なお不足する場合に値上げを求めるのが筋です。 県下で一番の高い水道料金は、杵築市のイメージダウンにもつながります。コスト削減などの内部改革を行わず、物価高、コロナ禍で暮らしが大変な中での安易な水道料金値上げを行う今回の条例改正は認められないため反対をするものです。 以上です。 ○議長(藤本治郎君) 以上で、通告による討論は終わりました。 ほかに御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) これにて討論を終結します。 これより採決いたします。まず、御異議のない議案第64号から議案第66号まで、議案第68号から議案第78号まで及び議案第80号から議案第82号まで並びに議案第84号を一括して採決します。 各議案に対する委員長の報告は認定可決であります。議案第64号から議案第66号まで、議案第68号から議案第78号まで及び議案第80号から議案第82号まで並びに議案第84号は、各委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(藤本治郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第64号から議案第66号まで、議案第68号から議案第78号まで及び議案第80号から議案第82号まで並びに議案第84号は、原案のとおり認定可決されました。 次に、議案第63号、議案第67号及び議案第79号並びに議案第83号を採決いたします。 御異議がございますので、起立により採決をいたします。 まず、議案第63号令和3年度杵築市一般会計歳入歳出決算認定についてに対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(藤本治郎君) 起立多数であります。よって、議案第63号は原案のとおり認定されました。 次に、議案第67号令和3年度杵築市介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてに対する委員長の報告は認定であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(藤本治郎君) 起立多数であります。よって、議案第67号は原案のとおり認定されました。 次に、議案第79号令和4年度杵築市水道事業会計補正予算(第2号)に対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成する議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(藤本治郎君) 起立多数であります。よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第83号杵築市水道事業給水条例の一部改正についてに対する委員長の報告は可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立)
    ○議長(藤本治郎君) 起立多数であります。よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。──────────── △日程第2追加議案 ──────────── ○議長(藤本治郎君) 日程第2、追加議案を上程いたします。 議案第85号及び議案第86号並びに諮問第1号から諮問第5号を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。永松市長。(市長 永松悟君登壇) ◎市長(永松悟君) それでは、令和4年第3回杵築市議会定例会に提出をいたしました追加議案等について提案理由の説明を申し上げます。 初めに、議案第85号令和4年度杵築市一般会計補正予算(第7号)について説明を申し上げます。 今回の補正は、10月から始まる新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの追加接種に係る事業が主なもので、衛生費、農林水産事業費において1億435万8,000円を追加補正し、補正後の予算の総額を188億8,367万9,000円といたしました。補正の概要を歳出から款を追って説明を申し上げます。 まず、衛生費では新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの接種及び体制整備に係る経費9,851万5,000円を計上しました。 農林水産業費では、認定農業者等が省力化や生産規模の拡大を図るため、畜舎と放牧施設の整備に要する経費に対する補助金584万3,000円を計上しました。 以上、歳出について申し上げましたが、その財源は国県支出金、基金繰入金であります。 次に、議案第86号教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについては、本市教育委員の榮木一氏が令和4年11月17日をもって任期満了となるため、同氏を再任したいので地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものです。 次に、諮問第1号及び諮問第2号の人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、本市人権擁護委員の河野眞德氏及び河野一成氏が、令和4年12月31日をもって任期満了となるため、2名を再度候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものです。 次に、諮問第3号から諮問第5号までの人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、本市人権擁護委員の麻生和生氏、佐藤弘文氏及び堀直美氏が令和4年12月31日をもって任期満了となるため、後任として坂本しのぶ氏、都甲靖氏及び田邉貴子氏を候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものです。何とぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(藤本治郎君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第85号及び議案第86号、並びに諮問第1号から諮問第5号につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第85号及び議案第86号、並びに諮問第1号から諮問第5号は、委員会付託を省略することに決しました。 議案第85号及び議案第86号、並びに諮問第1号から諮問第5題を一括議題といたします。 これより質疑に入ります。質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 意見もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより採決します。議案第85号及び議案第86号、並びに諮問第1号から諮問第5号は原案のとおり可決・同意することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 異議なしと認めます。よって、議案第85号及び議案第86号、並びに諮問第1号から諮問第5号は原案のとおり可決・同意されました。 ここで、議員提出議案及び閉会中各委員会の継続審査、並びに議員派遣の件を日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 異議なしと認めます。よって、これらを日程に追加し、追加日程第1及び追加日程第2、並びに追加日程第3として、議題にすることに決しました。──────────── △追加日程第1議員提出議案第4号~議員   提出議案第6号 ──────────── ○議長(藤本治郎君) 追加日程第1、議員提出議案第4号「県内一周大分合同駅伝競走大会」が継続して開催できるよう大分県の支援を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。提出者、田中正治議員。(10番 田中正治君登壇) ◎10番(田中正治君) 皆さん、こんにちは。議員提出議案第4号「県内一周大分合同駅伝競走大会」が継続して開催できるよう大分県の支援を求める意見書の提出について。 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第112条及び杵築市議会会議規則第14条の規定により提出いたします。 令和4年9月16日。 提出者、杵築市議会議員田中正治。 賛同者、同堀典義、同泥谷修、同阿部素也、同多田忍。 「県内一周大分合同駅伝競走大会」が継続して開催できるよう大分県の支援を求める意見書。 3年目を迎えたコロナ禍の中、「県内一周合同駅伝競走大会」が64年の歴史に幕を閉じました。2年連続で大会は中止となり、本年4月に大会の終了が決定されました。 選手や監督など各チームの関係者は、この2年間、大会開催を願って練習を積み重ねてきましたが、今回の大会終了の報道を受け、大きな喪失感を抱いています。 大会は昭和34年(1959年)に始まり、県民の健康増進と体力向上、地域間の交流促進や活性化、青少年の健全育成、県下長距離選手の発掘や育成を目的として、二豊路に春を告げる名物イベントとして多くの県民に支えられ、感動をもたらしてきました。 全国的にも珍しい、5日間で県内を一周する県下最大級のスポーツ行事で、選手や大会関係者の誇りでもありました。大会運営は選手のみならず、事務局・審判団・県警察やその他多くの関係者の方々に支えられており、一旦大会が途絶えてしまえば再開が困難になってしまいます。 今後も継続して「県内一周大分合同駅伝競走大会」が開催できるよう大分県の支援を求めます。 記。 1、大分県が主体となって各自治体や関係団体との協力を図り、「県内一周大分合同駅伝競走大会」が今後も継続して開催できるよう支援していくこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和4年9月16日。 大分県杵築市議会。 大分県知事広瀬勝貞殿。 何とぞ、よろしくお願いいたします。 ○議長(藤本治郎君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第4号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号は委員会付託を省略することに決しました。 これより議案の質疑に入ります。議員提出議案第4号に対する御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。議案に対する御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 意見もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議員提出議案第4号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第5号地方財政の充実強化を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。提出者、堀典義議員。(9番 堀典義君登壇) ◎9番(堀典義君) 提出議案第5号を提案いたします一期一会の堀典義です。 地方財政の充実強化を求める意見書の提出について。 上記の議案を別紙のとおり、地方自治法第112条及び杵築市議会会議規則第14条の規定により提出します。 令和4年9月16日。 提出者、杵築市議会議員堀典義。 賛同者、杵築市議会議員田中正治、同じく泥谷修、同じく阿部素也、同じく多田忍。 地方財政の充実強化を求める意見書を読み上げて提案いたします。 今、地方公共団体には、急激な少子・高齢化の進展に伴う子育て、医療・介護など、社会保障制度の整備、また人口減少下における地域活性化対策、脱炭素化を目指した環境対策、あるいは行政のデジタル化推進など、より新しく、かつ極めて多岐にわたる役割が求められつつあります。 しかし、現実に地域公共サービスを担う人材は不足しており、疲弊する職場実態にある中、新型コロナウイルス、また近年多発している大規模災害への対応も迫られています。 これらに対応するための地方財政について、政府は「骨太方針2021」において、2021年度の地方一般財源水準を2024年度まで確保するとしていますが、それをもって増大する行政需要に十分対応し得るのか、大きな不安が残されています。 このため、2023年度の政府予算と地方財政の検討にあたっては、コロナ禍への対応も勘案しながら、歳入・歳出を的確に見積もり、地方財政の確立を目指すよう、以下の事項の実現を求めます。 記。 1、社会保障の維持・確保、防災・減災また脱炭素化対策、地域活性化に向けた取組やデジタル化対策など、増大する地方公共団体の財政需要を的確に把握し、それを支える人件費も含めて、十分な地方一般財源総額の確保を図ること。 2、とりわけ、子育て、地域医療の確保、介護や児童虐待防止、生活困窮者自立支援など、急増する社会保障ニーズが自治体の一般行政経費を圧迫していることから、地方単独事業分も含めた十分な社会保障経費の拡充を図ること。また、これらの分野を支える人材確保に向けた自治体の取組を十分に支える財政措置を講じること。 3、地方交付税の法定率を引き上げるなどし、臨時財政対策債に頼らない、より自律的な地方財政の確立に取り組むこと。また、地域間の財源偏在性の是正に向けて、偏在性の小さい所得税・消費税を対象に国税から地方税への税源移譲を行うなど、より抜本的な改善を行うこと。 4、引き続きの新型コロナウイルス感染症対策として、ワクチン接種体制の確保、感染症対応業務のみに限定しない、より全体的な保健所体制・機能の強化、その他の新型コロナウイルス対応事業、また地域経済の活性化まで踏まえ、十分な財源措置を図ること。 また、コロナ禍対策として行った固定資産税の軽減措置については、2022年度をもって終了するとともに、今後、国の施策の一環として、各種税制の廃止や変更、また減税等を検討する際は、地方の財政運営における予見性を損なわないよう、十分に地方団体等の意見を反映し、慎重に検討すること。 5、「まち・ひと・しごと創生事業費」として確保されている1兆円については、持続可能な地域社会の維持・発展に向けて恒久的な財源とすること。また、同規模の財源確保はもとより、その拡充を含めて検討すること。 6、会計年度任用職員制度の運用においては、今後も当該職員の処遇改善が求められることから、引き続き所要額の調査を行うなどし、さらなる財政需要を満たすこと。 7、デジタル・ガバメント化における自治体業務システムの標準化に向け、地域デジタル社会推進費に相当する財源を継続して確保するなど、十分な財源を保障すること。また、デジタル化が定着化していく過渡期において生じ得る行政需要についても、人材・財源を含めた対応を行うこと。 8、森林環境譲与税については、より林業需要を見込める地方公共団体への譲与額を増大させるよう、その譲与基準を見直すこと。 9、地方交付税の財源保障機能、財政調整機能の強化を図り、市町村合併の算定特例終了への対応、小規模自治体に配慮した段階補正の強化など対策を講じること。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。 令和4年9月16日。 大分県杵築市議会。 以上であります。議員皆さんの御賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(藤本治郎君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第5号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号は委員会付託を省略することに決しました。 これより議案の質疑に入ります。議員提出議案第5号に対する質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。議案に対する御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 意見もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議員提出議案第5号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決されました。 次に、議員提出議案第6号教職員に頻繁かつ行き過ぎた広域異動撤廃を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。提出者、真砂矩男議員。(17番 真砂矩男君登壇) ◎17番(真砂矩男君) 議員提出議案第6号教職員に頻繁かつ行き過ぎた広域異動撤廃を求める意見書の提出について。 上記の議案を、別紙のとおり地方自治法第112条及び議会会議規則第14条の規定により提出します。 令和4年9月16日。 提出者、杵築市議会議員真砂矩男。 賛同者、小春稔議員、堀典義議員、泥谷修議員、工藤壮一郎議員。 教職員に頻繁かつ行き過ぎた広域異動撤廃を求める意見書。 小中学校では、子どもの教育効果を上げるため、学校が保護者や地域とつながり、連携しながら日頃の学習や学校行事を進めていくことの重要性が増している。 そのためにも、教職員が保護者や地域を知り、理解を得ながら進めていくことが大切であることは言うまでもない。しかし、大分県教育委員会は、2011年(平成23年)10月以降、採用後、「人材育成」として、対象者は広域的な異動を短期間で頻繁にしている。この「人事異動ルール」は、子どもや保護者、地域、そして学校及び教職員にとって、多くの課題があると言わざるを得ない。 1点目として、信頼関係を結びながら教育活動することが大切であるにもかかわらず、わずか3年(学校・学校支援センター配置の学校事務職員は2年)で、教職員と子ども、保護者、地域との関係が切れてしまうこと。 2点目として、昨今の大規模な災害を経験し、学校の避難場所としての役割が期待される中で、地域を知る教職員の重要性が増していること。 3点目として、教職員はじっくり教育活動をしたくても、3年ごとに(学校事務職員は2年)異動しなければならない。勤務地が頻繁に変わることによるストレスや通勤時間、費用など、教職員の教育活動する上で大きな負担になること。 特に、長距離通勤は大きなストレスがあり、これまでも妊娠中の教職員が1時間かけて通勤する、預ける保育園が見つからないため退職するなど、労働安全衛生や子育て・介護の観点から問題があること。 4点目として、広域化により通勤利便性の高い大分市内に定住する教職員が増える傾向にあり、出身地域に定住または地域に移住する教職員が減ることで地域経済にも少なからず影響があること。 5点目として、「大分県の人事異動ルール」により、教職員志望者が大分県の受験を敬遠する一因になっていること。 よって、長期にわたった教職員のキャリア形成の視点で、どっしり腰を落ち着けて保護者や地域とともに、子どもたちに豊かな教育を保障する教育活動していくためにも、下記の事項について要望する。 記。 1、教育の継続性、効果的な教育活動、保護者や地域と学校の連携、教職員の労働安全衛生等の観点から、頻繁かつ行き過ぎた広域異動は行わないこと。 2、新採用から短期間のうちに教員等の人事地域間異動・学校事務職員の勤務替えを行わないこと。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。 令和4年9月16日。 大分県杵築市議会。 大分県知事広瀬勝貞殿。 大分県教育委員会教育長岡本天津男殿。 以上でございます。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(藤本治郎君) お諮りいたします。ただいま議題となっております議員提出議案第6号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第6号は委員会付託を省略することに決しました。 これより議案の質疑に入ります。議員提出議案第6号に対する御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。議案に対する御意見はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 意見もないようでありますので、これにて討論を終結いたします。 これより採決いたします。議員提出議案第6号は原案のとおり可決することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 異議なしと認めます。よって、議員提出議案第6号は原案のとおり可決されました。──────────── △追加日程第2閉会中各委員会の継続審査に関する件 ──────────── ○議長(藤本治郎君) 追加日程第2、閉会中各委員会の継続審査に関する件を議題といたします。 議会運営委員会、議会活性化特別委員会及び行革・市有財産利活用推進特別委員会、並びに危機管理等特別委員会の継続審査については、それぞれの委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付の一覧表のとおり申し出がございました。 お諮りいたします。 各委員長の申し出のとおり、それぞれ閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。──────────── △追加日程第3議員派遣の件 ──────────── ○議長(藤本治郎君) 日程第3、議員派遣の件を議題といたします。 議員派遣については、会議規則第166条の規定により議決を求めるものであります。 議員派遣の申し出がございますので、議会事務局長より朗読させます。 ◎議会事務局長(河野泰君) 議員派遣につきまして朗読いたします。 一つ、令和4年度大分県市議会議長会議員研修が10月6日に大分市で開催されますので、田原祐二議員ほか13名を派遣いたします。 一つ、令和4年度大分県市議会議長会副議長研修会が11月16日に国東市で開催されますので、田原祐二副議長を派遣いたします。 一つ、県北六市議長懇話会が11月21日に豊後高田市で開催されますので、藤本治郎議長と田原祐二副議長を派遣いたします。 以上でございます。 ○議長(藤本治郎君) お諮りいたします。本件について、ただいまの報告のとおり議員派遣することに御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 異議なしと認めます。よって、ただいまの報告のとおり議員派遣することに決しました。 なお、派遣の変更及び中止については、議長に一任いただくことにしたいと思いますが、御異議ございませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(藤本治郎君) 異議なしと認めます。よって、派遣の変更及び中止については議長に一任いただくということにいたします。──────────── ○議長(藤本治郎君) 以上をもちまして、今期定例会に付議されました議事を全て終了いたしました。 これにて令和4年第3回定例会を閉会いたします。お疲れさまでした。────────────午前11時22分閉会──────────── 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  令和4年9月16日   議  長   藤 本 治 郎   署名議員   小 春   稔   署名議員   富 来 征 一   署名議員   真 砂 矩 男...